外国人技能実習評価試験事業
平成30年11月に、「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律施行規則」の一部改正により、リネンサプライ職種リネンサプライ仕上げ作業が技能実習2号移行対象職種・作業に指定されました。
当協会は、技能実習評価試験の実施者(試験実施機関)に指定され、リネンサプライ職種の外国人技能実習生を対象とした、技能実習評価試験を実施しています。
なお、試験実施日の調整、受検申請の手続き等で1か月程度必要ですので、受検を希望される場合は早めにご連絡ください。
<外国人技能実習制度についての詳細は以下のサイトをご参照ください>
*厚生労働省(外部サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/global_cooperation/index.html
*技能実習計画審査基準・技能実習実施計画書モデル例・技能実習評価試験試験基準(厚生労働省(外部サイト))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/global_cooperation/002.html
*外国人技能実習機構(外部サイト)
https://www.otit.go.jp/
上記外部サイトを閲覧するためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerは無償で配布されています。もし、ご使用のパソコンに入っていない場合は、左のボタンを押してAdobe社のサイトからダウンロードしてインストールしてください。
●リネンサプライ技能実習評価試験
受検資格
等 級 |
対象者 |
初 級 |
リネンサプライ職種に関し、6か月以上の実務の経験を有する者 |
専門級 |
リネンサプライ職種に関し、24か月以上の実務の経験を有する者 |
※「実務の経験」は、衛生基準の認定を受けた施設(認定工場)での実習をいいます。
また、認定工場とは、ホテルリネン関係では(一社)日本リネンサプライ協会が定める「衛生基準」、病院寝具関係では(一財)医療関連サービス振興会が定める「認定基準」の認定を受けている工場です。
試験科目及びその範囲
試験科目及びその範囲は、「リネンサプライ職種 技能実習評価試験の試験科目及びその範囲並びにその細目」(試験基準)において、初級及び専門級の「試験基準」がそれぞれ定められています。
試験の方法と合格基準
試験は、学科試験と実技試験によって行います。
また、試験はすべて日本語で実施します。
- 初級の試験
(1)学科試験(必須)
①日本語表記 ひらがな分かち書き+ヘボン式ローマ字
②解答方法 真偽法(○×式)
③問題数 20問
④試験時間 60分
(2)実技試験(必須)
①作業試験+判断等試験
②試験時間 60分
(3)合格基準
①学科試験 満点の65%以上
②実技試験 満点の60%以上
- 専門級の試験
(1)学科試験(受検を希望する者のみを対象とします。ただし試験会場ごとに受検科目は統一。)
①日本語表記 漢字かな交じり+漢字にルビを振る
②解答方法 真偽法(○×式)
③問題数 30問
④試験時間 60分
(2)実技試験(必須)
①作業試験+判断等試験
②試験時間 60分
(3)合格基準
①学科試験 満点の65%以上
②実技試験 満点の60%以上
注1)受検者個別の回答内容など、採点結果については非公開です。
注2)試験結果等は、監理団体に送付します。
注3)合格者には、当協会会長名の合格証書を交付します。
- 不合格者の再試験
不合格(学科試験、実技試験のいずれか一方、あるいは両方)の場合、再試験は1回のみ受検が可能です。
再度、外国人技能実習機構に申請していただき、当協会に受検手数料の納付と申請書の提出が必要になります。
(注)リネンサプライ職種は、技能実習3号(4年目、5年目)がありません。従って、専門級の試験の合否にかかわらず実習が終了することになります。
●受検申請の手続
- 手続の流れ
受検申請は、先ず、外国人技能実習機構に受検申請に関する手続をしてください。(監理団体が技能実習生の受検情報を外国人技能実習機構の「受検手続支援サイト」に登録)
その後、当協会は「受検手続支援サイト」の受検者情報から、監理団体等と試験実施日・試験会場の調整を行い、決定後に受検申請書類を送付いたします。
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- 受検手数料(税込み)
等 級 |
学科試験 |
実技試験 |
合 計 |
初 級 |
14,300円 |
15,500円 |
29,800円 |
専門級 |
14,300円 |
20,100円 |
34,400円 |
①受検手数料は、協会から監理団体宛に送付する「受検手数料請求書」の到着後速やかに銀行振込により払い込み、振込内訳届をFAXで送付してください。(令和5年10月以降の試験より)
受検手数料 振込内訳届
②受検手数料の払込に係る手数料は、受検申請者の負担となります。
③収納した受検料は、以下の場合を除き返還いたしません。
ア.受検申請書が受理できないと認められた場合
イ.試験実施者の責めに帰すべき理由がある場合
ウ.自然災害等により、試験が実施できない場合(代替の試験が実施された場合を除く)
- 試験実施日・試験会場
外国人技能実習機構に登録されたデータに基づいて、監理団体及び実習実施者と試験実施日及び試験会場を調整することになります。
試験は、技能実習生の実習実施者の所在地及び効率性等を勘案し、実習実施者に試験監督者を派遣し、当該実習実施者の機械設備等を利用して実施します。(出張試験方式)
- 受検申請書
①受検申請書の書式(Excel)をダウンロードして、所要事項を入力し「顔写真」は画像ファイルをコピーし配置した上で、電子メールにて協会に送付してください。
なお、ダウンロードしたファイルに「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました。」とセキュリティリスクの表示がされる場合がありますが無視して結構です。
≪初 級≫ についてはこちら
初級受検申請書
≪専門級≫ についてはこちら
専門級受検申請書
②受検者の「パスポートの写し」及び「在留カードの写し」は、PDF形式で受検申請書と一緒に電子メールで送付してください。
送付先メールアドレス:h-shiken@jlsa.or.jp
- 会場借料、試料代(試材提供費)
試験終了後に、試験会場の工場から協会に、「試験会場借料等請求書」をFAX等で送付いただき、これに基づき、協会から送金いたします。(令和5年10月以降の試験より)
試験会場借料等請求書
※協会から工場に請求書用紙を送ります。
●過去の試験問題
- 学科試験問題(初級)の一部を掲載しています。
初級試験問題と解答用紙(PDF)
専門級試験問題と解答用紙(PDF)
- 実技試験問題は、「試験基準」の実技試験を参考にしてください。
●試験実施状況
令和元年度~5年度